ストーリー


【しつけで思う事】

良く犬の飼い方なんかの本に「ちゃんと出来たら思いっきり褒めてあげて下さい」って書いてありますがさくらにはこれが難しかったです。
小さい時には褒めてあげようと思って手を出しただけでその手に飛びかかってくる、噛みつくじゃれる。つまり褒めることで喜びすぎてちゃんと出来たことも褒めてあげられないんです。これには参りました。言葉で褒めるんですがあんまり喜んでいる様子もないし、いったいどうしたらいいのかしら??とずっと悩んでました。
仕方ないので私が取った行動は静か〜〜に褒める、そーーっと撫でる位。もちろん手を噛まなくなるまでこれすら出来ませんでしたが乳歯が抜けてムキになって手に向かってこなくなってからはそれこそ「落ち着けよー落ち着けよー!」という気持ちでそお〜〜っと撫でて「Good!」と言う程度。これは今でもあんまり変わりがありません。どうも頭を撫でられるのはあんまり好きではないようなので(一瞬顔を背けるもんなぁ)大抵は胸や背中をそぉ〜〜っとです。褒められるのにも興奮してしまうレトリバー系には大袈裟に褒めるのは逆効果ってアドバイスされました。犬種によって様々なんだなぁ、、と思う。

【叱るという事】
さくらはそれはもう叱る場面は1日に何十回と起きます。それは1才を過ぎても全く「ゼロ」にはなっていません。
叱り方は静かに威圧した声、態度で「NO!」と言う。その後その場で「シット」させ静かに物を取り上げる。ってやってます。これが正解なのか良くわからないんですが本当はリードを瞬間的に引きショックを与えられればさくらにも分かるのだと思うのですが家の中で側にいても瞬間的にリードを捕まえ引くことは出来ません。叱りながら追いかけるってのは絶対に効果がありません。

一番効果があるのは仲間はずれにする事みたいです。言うことを聞かないと叱るのは止めて完全無視。ぬいぐるみ相手でもいいので犬を背に話しかけ楽しそうにキャッキャするとムキになってこちらに来ますよ。その時「物」ブツは放ったらかしてきます。(笑)単純といえば単純。
体罰については賛否両論あるところでしょうが私はその犬の性格によると思います。シャイな子にはキツク叱るとしょげてしまうし、さくらの様に気の強い子は少々叱られたり鼻面をパシッとやられても平気の子もいますから。

リーダーウォークの練習では一撃「蹴り」入れるときもあります。この時飼い主がやっていると気が付かないようにするのがポイントみたいですけどね。(~~;)今の何?何が起きたん?と不思議そうなさくらです。