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イタリア



2日目


7時30分 モーニングコール

8時15分 荷物回収

8時50分 ロビー集合

昨夜は長時間の移動でホテルに入ってからの記憶が殆どない程疲れてて倒れ込むようにベッドに入って今朝は5時半に目が覚めた。何とか頭は復活
今日からトルコの観光が始まるよ〜ワクワクします。
アンカラ観光アナトリア文明博物館アタテュルクの霊廟大塩湖トゥズ湖カッパドキアへ参ります。
トルコは一昨日まで非常に天気が悪くて雨続きだったようですが、今日から天候は回復。気温も30度近くになるそうです。トルコは広いので気温もその場所場所でかなり差がある。洋服選びが大変です。ここアンカラは中央アナトリア地方と呼ばれ、夏は暑くて冬はかなり厳しい寒さなんだそうだ。

トルコでの初の食事。胃の調子が良くないのでこれでもうお腹が一杯になりました

まずホテルから10分程の所で訪れたのはトルコの父と呼ばれる初代トルコの大統領アタテュルクの霊廟です。アンカラ市内を一望出来る丘の上に建っていて、とても手入れが行き届いた広い場所で、こういう陸海軍の兵隊さんがあちこちに立っています。
この衛兵になることは兵隊の中でもとても名誉ある仕事なんだそうです


入り口には左右に女性の像「独立の塔」と男性の像「自由の塔」が向かい合って建っている。

綺麗な石畳の通路(ライオンの道)は敵が来てもワザと足元を取られるような石組みになっているそうで、実際私も運動靴なのに何度も転けそうになりました。見た目より石畳の間隔が広いんです

長い石畳の終わりに更に広い広間に出ます。

今回は娘のコンパクトカメラを借りてきたのでこの広い広場をパノラマ撮影してみました。


本当に広い所です。そして綺麗です

トルコ人は動物をとても大切に保護しているそうで、この霊廟にも多くの鳥が住んでいました。ツバメはかなり大きくて日本のツバメの1.5倍ほどの大きさでこの広場を飛び回ってました。

霊廟の入り口にも衛兵が立っています。

決められた時間に左右衛兵は入れ替わります。

アタテュルクはトルコ共和国の独立に大きく貢献した偉大な指導者でトルコ人は本当にこの人の事が好きなんだって。霊廟はピカピカしております。

壁にはこんな金ピカのモザイクのタイルが貼り巡らされてます。

ここがまさに墓石。でも本当はもっと地中深くに埋葬されているそうです。

アタテュルクの功績や私物などを展示している展示室の入り口天井にも美しい装飾がなされてます。
アタテュルクは日本でいう所の白州次郎によく似た感じの人だなぁと思いました。とても男前でトルコ国民の事を誰よりも愛し、考えた人だったようです。

この広間の造りはちょっとエジプトを彷彿されます。

バスで市内を走ります。
街並みを見ているとトルコって綺麗な街だなぁと感心します。あちらこちらにアタテュルクが作った施設などがあります。トルコでは病院もタダなんですって

お店屋さんも並んでいて活気もありますね

住宅地もとても整然と綺麗な建物が建っていて裕福さも感じます。

次に訪れたのはアナトリア文明博物館です。

トルコ内での美術館や遺跡など、入場券はこの立派なものに統一されていて、入り口で手荷物検査やセキュリティーゲートを通ってこのパスの裏のバーコードを機械に読み込ませます。

アンカラ城跡に建てられた博物館

アナトリア文明とはとても古い文明なんですね。ヒッタイト人時代の遺跡を中心に旧石器時代は人類の紀元の息吹さえ感じました。

こちらは旧石器時代、チュタルホユックから出土した当時の一般的な住居の再現。手前にあるのは遺骨亡くなった家族を居間の下に埋葬して、いつも一緒に生活していたらしいです。とても家族を大切にしていたんだなぁという事をうかがわせます。
そして、この住居は動物に襲われないように窓や出入り口はなく、ハシゴをかけて出入りしたんだとか

玉虫で羽根で出来た棺。ガチョウだか白鳥だかの剥製付き

壺や土偶や、様々な武器など数多くの展示品で溢れてました。

少しだけ自由時間がありましたので売店でお土産などを見ておりましたら最終日に行くイスタンブールのトプカプ宮殿に展示されている有名なスプーン屋のダイヤモンドのレプリカ。
本物は今は写真撮影禁止だそうなのでここでレプリカを写真撮っときました

博物館を出て徒歩で昼食の会場レストランに向かいます
道で器用に頭にパンを乗せて売っているおじさんに出会いました。

売っていたのはこのゴマパン。1個1トルコリラ。中道さんが一つ買ってみんなに少しずつ試食させてくれました。ゴマの風味でなかなか美味しかったですトルコの方の定番の朝ご飯なんだそうでトルコ旅行中、あちこちでゴマパン売りに出会いました。
レストランまでの道沿いに雑貨屋さんが。こんなお店も時間があったら覗いてみたかったなぁ

こちらが今日の昼食レストラン「ワシントン」ですヨーロッパではお馴染みの木骨様式。上の方が下よりも微妙に出っぱった建物。

ここ、「ワシントン」は有名なお店でアメリカのヒラリークリントンや小泉元首相なども来店しているんだって

眺望の良いテラス席です。

丘の上に建っているのでアンカラ市内を一望出来る良いお店です
昼食メニューはレンズ豆のスープ、サラダ、チキンのケバブ、デザート。
レンズ豆のスープ、美味しいんだけど量が半端無い

このチキンのケバブは胸肉でしたがと〜ってもジューシーで美味しかったです。でもお腹が一杯です、、、

そしてこれが一番くせ者のデザート
トルコの伝統的なお菓子でバクラヴァ、エクメッカダイフ、カダンディコ(右手奥がバクラヴァ以外はどっちがどっちか忘れてしまいました)もう、それはそれは甘〜〜いのです。疲れた胃には受け付けられない甘さで、この後トルコ旅行中、デザートは殆ど受け付けなくなってしまった
ここでもコーヒー(5トルコリラ)を頼んだ方はやはりインスタントのネスレだったようです。

昼食を終え、一路カッパドキアへバスは走ります。

途中、トルコで2番目に大きな塩の湖トゥズ湖観光が入っています。
でも残念な事に数日前に大雨が降ったので湖の水かさが増してしまい白い塩の湖が眼下に広がる筈だったんですが、ただの湖観光になっちゃいました
深さは無くて遠浅で深くても膝くらいまでしか水位はないそうです。


水辺まで行くと、ほんの少し塩が吹いて結晶になっているのがわかります
本当は真っ白な塩が氷の塊のように見えるような場面だったらしい・・・

売店ではその塩の塊で作ったランプとかも売ってました。
テレビなんかで真っ白な塩湖を見たことがあって結構楽しみにしてたので残念〜〜

このトゥズ湖の周りには製塩場がたくさんあって、夏には殆どの水分が蒸発してたくさん塩が取れるんだって。

バスはどんどんカッパドキアに向けてひた走ります。天候がとても良かったので途中でアララト山(だったと思う)が綺麗に見えました。なかなか見られない山だそうです。日本の富士山よりもっと高い山です

車窓からトルコのアパートが見えます。
トルコは日本とよく似ていて玄関で靴を脱ぐ習慣があるそうです

やって来ましたカッパドキアビューポイントのウチヒサール(尖った3つの砦)

地元の人でしょうか、ウェディングドレスで写真を撮っているカップルがいました

アナトリア高原にある火山によって出来た奇抜な奇観群で岩場をくりぬいた居住区は今でも住んでいる人がいるそうです。

このウチヒサールは道沿いには露天商もたくさん並んでいました。観光客も大勢います

道路を挟んで反対側の景観はまた全然違う景色です〜
さっきの花嫁さんが車に戻ってきました。お幸せに〜


実はこの丘で私は転けたんです人がたくさんいたので良い写真が撮りたくて矢印の所へ登ったはいいが、土がもの凄く乾燥していて滑るので登った方向には危なくて降りられず、安全策をとって右手の方に降りていこうとしたらすて〜んと綺麗にすっころび後頭部を強打。
サングラスも後ろに飛んでいきまして、見事なすべりっぷり、そりゃビックリしました。でもまぁ怪我しなくて本当に良かった
この場所で成田を同じ日に飛行機で出発した日本人観光客が滑って複雑骨折をして手術が必要な大怪我だったので急遽帰国されたって後で添乗員さんから聞きました。恐い
この場所本当に危険です。日本では有り得ない程乾燥しているので、土が滑る事、滑る事、これからトルコに行かれる方はどうぞご注意を


色々な形をしていてまるでグランドキャニオンのような渓谷に見える。赤い色に見えるところは「ローズヴァレー(赤い谷)」です。
カッパドキアがこんなにスケールが大きいとは実際行ってみるまで思っていなくてとても感動しました

ほんとに見渡す限りこの景色。広いです〜

なだらかな傾斜だったり、鋭く尖っていたり、キノコ形だったり、本当に様々な形をしています。そして、それは現在進行形でどんどん形が変わっているのだそうです


ギョレメのビューポイント通称「オスマンおじさんの谷」と呼ばれる場所です。ここもこの先は急な崖でしたので危険なので近づきません
この場所にトルコアイスを売るお兄さんがいて、ビヨ〜ンとアイスを伸ばすパフォーマンスしてくれてなかなか面白かったです。
正式なトルコアイスはヤギの乳にゆり根を使ってサーレップの粉が加えられているのでもの凄く伸びるクリームになります。愛知万博でも食べたのを思い出しながら美味しく頂きました(3トルコリラ)

この後、トルコ石を売っているお店に入って見学させて貰いました。私はトルコ石は興味がなかったので写真が1枚もありません

ゼルベの谷、夕日の当たるキノコ群はそれはもう絶景です

堅さの違う石灰岩が長い年月をかけて形成して出来たものでそろそろ落ちそう、、っていう岩もありました

これなんかほんとしめじそっくり

ここは明日見学する予定でしたが、夕方の方が日が当たって景色が良いという事で本日寄って頂きました




トルコの観光地にはたくさんの野良犬がいて、観光客からエサを貰って生活しているそうでとても人なつこいかわいい子でした
今夜の夕食はカッパドキアらしく洞窟レストラン(Hanodasi)です外はかなり暑かったのですが、洞窟に入った途端にエアコンかかってるという程涼しくてビックリした〜

本日のメニューは麦のヨーグルトスープ、サラダ、春巻き、牛肉の壺焼きケバブにデザート

こちらほんとに日本の春巻きと同じ味が。

ご一緒して下さった清水さん、松阪さんご夫婦。とても楽しい方でおしゃべりが弾みます
牛肉の壺焼きケバブってどんなのだろうって思っていたら壺に入っているシチューみたいなものでした

野菜たっぷりで味は美味しいのですが、肉ってどこってほど小さな欠片でした

もう言わずもがなの甘いデザートです。アプリコットとイチジクの蜂蜜がけ。今思い出しても胃が痛みます
カッパドキアはワインの産地でもあると言うことで赤ワイン「TORASAN(寅さん)(爆)」もいただきました(10トルコリラ)



店を出たら夕暮れの洞窟レストランはとても綺麗でした〜
今夜はリゾートデデマンカッパドキアホテル。

このホテルもWifiが繋がったのですが、部屋ではダメでロビー階に行けば繋がりました。清潔ですが古いホテルです。

今日のカッパドキアは本当に素晴らしい景観だったなぁ〜〜、トルコの旅行で一番心に残った景色の一つになりました


アンカラについてから鼻がどうもズルズルするなぁと思っていたのだけど、今日の観光中は本当に鼻炎が酷くて日本のスギ花粉の時期並みの症状でくしゃみと鼻水ーダーダーの私。ツアーの方にマスクを分けて頂いてバスを降りたらマスク姿に。写真撮る時だけ外しているので写真には残っていませんが帽子にサングラスにマスクという怪しい姿をしてました。私はたくさんのアレルギーを持っているので実際何に反応しているのかわかりませんがトルコって農業自給率が驚異の99%らしくて、道中大麦とか稲科の植物畑が広がっていたし、まさかこんな所に来て鼻炎に泣くとは思いませんでした(泣)


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