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イタリア



3日目


6時45分 モーニングコール

7時30分 荷物回収

8時15分 ロビー集合

トルコも3日目。本当に晴天に恵まれています。日頃の行いが良いのね〜今日も気温が31度位まで上がりそうな予報です。
今日の観光は終日カッパドキア観光です。た〜のしみ

泊まっていたリゾートデデマンハッパドキア
部屋からの朝の一枚。

朝食はプールサイドのレストランで
朝食会場の雰囲気。ヨーロッパですが内容はちょっと甘い系の物が目立つかも・・・

フルーツに大好きなトマトとチーズを取りました。チーズは今まで見たことないタイプの種類がありました。それとピーナッツバターの塊みたいなの(クロワッサンの右横)がありまして、パンに乗っけて食べたらとても美味しかったです

ホテルを出発し、昨日の夜にカッパドキアの洞窟ホテルプランに宿泊した2人を拾って最初の観光地、デブレントの谷へ。デブレントとはラクダという意味だそうで、その名の通りラクダにしか見えない奇岩が・・。
その他にも色々なキノコ岩がそびえてます。中にはマリア様に見えるという岩もありました。人の見方で色々な形に見えるというのもここの面白い点なのかもしれませんね

ここも野良ワンコで一杯。子犬が生まれていた
ようで岩場の下に住処があるようでした。

野良といっても耳にタグが付いていて、一応管理
されてるらしいです。トルコの人って本当に動物
にやさしいようでした。
ワンコ達はとても大人しく、人なつこい大型犬でした。ラブの血も入っていそうなシルエットに旅先でも心が奪われる私です

このビューポイントでたくさん良い写真が撮れました


気をつけないとココも足元がとても滑ります
いや、ここでは転けてませんよ




バスの車窓からもたくさんのキノコ岩が見えます。どこをとっても絵になる景色でカッパドキアがこんなに広大な見所満載の観光地だとは思っていませんでした。感動感動



デブレントの谷からバスで移動し、次の観光はトルコ絨毯の工場見学です。織っている女性の隣に座らせて頂いて説明を聞きました。トルコ人はとても勤勉で昨日のトルコ石のお店もそうでしたが、こういう工場の従業員は本当に日本語を上手に話します。
私も数回織らせて頂きました。「でもたくさん織らないで、日本製になって値段が上がります」なんてジョークも飛ばしたりして工場見学面白いです

トルコ人女性はトルコ絨毯を折れない人はお嫁にも行けないという程、重要な要素だそうで、皆さん技術を磨いています。

糸は全て草木染めで天然の色素で染められているので年数が経っても色あせることなくとても美しい発色を保つのだそうです

織り方を教えてくれたお嬢さん

トルコ絨毯は大きく分類すると羊毛、コットン、シルクの3種類あって織り方は前後2本の縦糸があり、同時に2本を引っ張り出した所に色の糸を2重にかけて下に降ろしてナイフで余り糸を切る、という作業を繰り返しています。この人はシルクを織っていましたが群を抜いて織るスピードが速かった。上のパターン図を見ながらいろんな色の糸を手際よく織り込んでいきます。
工場内にはたくさんの女性がせっせと絨毯を織っておらまれした

これ凄いんですよ〜、シルク糸が出来るまでの行程。シルクの糸の取り方も見学。1個の繭から1本ずつの糸を300本集めてようやく1本の色糸の元となる。極めて細い糸の集団でできてるんだな、驚きました

さ、広間で絨毯の見学ショーの始まり始まり。色とりどりの絨毯がどんどん出てきて目の前で繰り広げられるショーは圧巻です
クルクル丸く蒔いてある絨毯を目の前でジャンジャン広げていく様は本当にエキサイティングな瞬間です〜〜〜〜
クレオパトラが出てきそうな雰囲気でした

良い絨毯の見分け方講座裏も表も綺麗な図柄が出ていることは大事な要素だそうだ。

トルコの西郷隆盛

ここに来るまでトルコ絨毯に全然興味なんか無かったのに、この工場見学ですっかり魅了された私はこのシルクの玄関マットを買ってしまいました。船便で1ヶ月後に届くそうで楽しみです(ほんとに1ヶ月後に無事届きました)
でも価格はほんとにビックリするほど高いこの玄関マットのサイズでもう一度トルコ旅行出来る程の金額ですおそろしい〜〜〜

ちなみに、トルコ絨毯というのは代々その家で伝えていく財産で、使用している間に糸が更に強く絞まって丈夫になり価値もあがるとかでどんどん踏んで下さいって聞きました。実際道路に絨毯をひいて私たちのバスはその上を走っていましたけど、シルクはその限りじゃないみたいなのでさくらの足の裏臭くなるのは困るので和室に飾って、時々乗って(魔法の絨毯じゃあるまいし)はトルコを思い出してます


続いてギョレメ野外博物館へ。
ここは古代ローマ帝国の迫害を受けたキリスト教徒たちが、奇岩を掘り、隠れ住んでいた場所を保存、展示している場所です。

谷の斜面になっている岩場をくり抜かれてます。窓の外は崖って事だから結構恐いと思います。どこが入り口なのか、良くわからない

窓は昔もむき出しだったのかなぁ。子供とか間違って落ちへんかな、と心配になるような造りなのです。

周囲、どこを見ても住処の跡だらけ。

かなり風化が進んだものもありますが。

住居や、教会など、入れる所もたくさんあります

ここは台所のようです。壁の穴には調味料などを
置いたのかな。
調理をしたので壁は黒く煤けています。

こちらは食堂だそうです。長いテーブルとイス。





とても綺麗な色彩が残っている室内もあります。
きっと生活していた頃はもっともっと綺麗だったんだ
ろうなぁ
偶像崇拝は禁止されていたので室内にそれらしいキリ
スト像だとかそういうものは残っていない。

ギョレメ野外博物館だということで広いです。坂になっていて上の方には「暗闇の教会」や「リンゴの教会」「バルバラ教会」などを見学しました。
でも内部の写真が殆どないんだなぁー。凄く綺麗なフレスコ画はたくさん見たんだが、何処でも写真を撮る私が撮ってないって事は、入り口でガイドに撮影禁止って言われたんだと思うんだけど・・・。(記憶が・・・)ネットで見ると他の人は皆さん撮っているガイドさんによって指示が統一されていないのかもしれません

今回初めて知ったことがある。パンフから拝借した写真で説明すると、こういう写真で「天使の輪」を頭に載せているキリスト教の絵をよく見るが天使の輪が十字架になっているのがイエスキリストだそうな。はー、そう言われれば違うわぁ〜

観光地なのでちょっとしたお土産屋さんも。

トルコの名産にザクロがあるようで、生ジュースはあちこちで見かけました。飲んでないので味はわかりませんが、種ばかりだからどうやってジュースにするんだろ・・・。

バスに戻った所で、今回のガイドと運転手さんと写真を撮りました。
右がガイドのフセイン(勝手に肩に手を回しているので呼び捨て)と
運転手チャーさん彼はとても安全運転をしてくれました

バスの中に、フセインが手作りした日本語のマップが貼ってありました。良くできています。彼はとてもトルコを愛しているインテリで、ほんとに流ちょうな日本語で無茶苦茶丁寧で(逆に丁寧すぎて時間がかかる)詳しいガイドでした

本日の昼食場所アバノス町のウラノスに到着〜。今日も洞窟風のレストランです。
入り口を入るとこういう通路が続いて所々下のような部屋が掘られてます。
さっきまで見学していた住居跡も当時はこんな感じだったのかな〜。

応接室広間っという感じ

通路を進むと円形のフロアに出ました
周りに無数の部屋が繋がっています。
ここはレストランなのでグループ毎に入れる大きな部屋がずらり。

まずは野菜スープから。味よりこの器がトルコ風で良い感じ〜スープはライス入りのお粥風で食べやすいです。トルコの方はココに塩や唐辛子を入れて食べたりするそうです
トルコ風にしてもちょっとピリッとして美味しかった

トルコビールのEFESを頂きました。
サラダはレモンしかかけるものがないんですが
ジャガイモのキッシュ。見た目通りの美味しさです

ほんと海外旅行でマス料理が良くメインに出ます。これで3回目かな
クセがなくて食べやすいんですが、いかんせんデカイ
そして日本ではこの向きでは出てこんのだなぁ〜食べにくいよ

途中伝統楽器で生演奏もありました。

デザートはトルコ伝統のお菓子、バクラバかフルーツか選べました。迷う事無くスイカ選択

バクラバ選択した方の写真撮らせて頂きました。う〜、やっぱり甘そうです

 昼食後、カッパドキア最後の観光、地下都市カイマクル地下都市


テレビで見た事のある風景がそのまま私の目の前に広がっています。
地下都市カイマクルは8層で構成されている住居跡で、その5層までを見て歩きます。まるで蟻の巣のように地下に広がる都市は迫害を受けたキリスト教徒達がせっせと掘って何万人もが生活していた住居跡で、1960頃偶然に発見されたらしい。
カッパドキアは上ばっかりじゃないんだなぁ〜、地下まで凄い
構造はまず縦に深い穴を掘り、その後横に様々な部屋を作っていった。今までの建物の中で一番温度が低く寒いくらい。でも温度が一定なのでワイナリーとか農作物の貯蔵には適していたみたいです。

急な階段を降りて行くとたくさんの小部屋があります。

どっちから来てどっちに繋がってるのか迷子になりそうな迷路

腰をかがめないと通れない道とか、敵から身を守るために作られた構造になっています。

よくまぁ、こんなに掘りました

ワイナリーが多いです。

想像ですが、ワインを売って生活の足しにしていたのかな

敵が攻めてきたら閉める為の大きな石の扉。テレビで見たまんまだぁ〜

これは縦穴。下はな〜んにも見えませんがここから凄い冷たい風が吹き上げています。

壁をくりぬいて貯蔵庫

世界不思議発見という感じに映ってます

ああ〜、楽しかったカッパドキアともお別れです〜
バスはコンヤに向かってひた走ります。途中キャラバンサライ(昔の隊商宿)跡に立ち寄りました

広いトルコ国内の交易路ではあちこちにこのような宿が出来ていったようです。この地方は高所なので冬場は特に寒い地方で野宿するには寒すぎるし、盗賊に会わない為にも、安全に休憩を取ることが出来る宿は重宝したのでしょう。施設内にはモスクや馬屋やハマムなどもあったといいますからとても当時はとても賑やかだったのでしょうね

この実、くるみだそうです。わ〜、中身どうなって
るんだろう。って一個持ってきたんですが結局中を
割って見ることは出来ませんでした

壁が黒ずんでいるので多分ここが厨房だった
のでしょうね

このような回廊で囲まれている構造

一番奥に列柱ホールがあり、ここが宿泊する部屋のようです

真ん中の小モスクには今はこんな住人が
住んでいました

入り口は一つしかなく、もの凄く分厚い壁でしっか
りと覆われてます。余程盗賊を警戒していたのだと
思います。

 キャラバンサライの向かいには歴代のスルタン
の像が並んでいました。

 トルコの郊外の道はこんな感じ。広大な農地が
延々と広がります

 コンヤ市内に入りました。数年前に日本庭園な
 るものが出来たそうです。若干日本風って感じ
ですが

 信号待ちしていたら道路で例のゴマパン売りが
行き交う車の間で売り歩いてました

トルコの住宅はとても整備されていて綺麗です

今日のホテル、リクソスコンヤに到着です。

旧ヒルトンコンヤだったと言うことで★★★★★のかなり良いホテルです。

ホールもこんなに広々〜

入り口もイスラム教の雰囲気が

室内も広いし綺麗です

浴室も広くて綺麗です
今晩の夕食はこのホテルのレストランです。生演奏付き

レンズ豆のスープ

またしてもドレッシングはレモンのサラダ

メインディシュは牛か、チキンから選べました。こちらは牛。でも味は完全にツナ

チキンをチョイスした方が当たりでした〜

デザートはティラミス




 プール立派ですが、入るのにはスイムキャップが
必要です

大理石のお部屋がハマム

折角トルコに来たのだ、ハマムも体験してみたい。食事の後、このホテルにはハマムがあると言うことなので初ハマム体験してきました。
まず、入り口でロッカーの鍵を貰い、水着に着替えてプールの横を通り、スチームが出るお部屋に辿り着きました。
でも誰もハマムがどういう物か、システムすら分からず、最初は丸い部屋にソファーがあるだけの部屋に入って座ってみたのですが、どうもここ違うよねとウロウロしていたら向かいのお部屋がハマムでした。
怪しげな若干ムッチョな小太りオジサンが腰巻きだけのカッコーでこっちこっちと手招きしている。。。これは有料のハマム部屋とちゃうやろなぁ〜(有料のもあるので)と疑いながらも恐る恐る8畳位の大理石の丸いお部屋に入った。
真ん中にはこれまた大理石の8角形の大きなテーブルがあり、手招きしていたオジサンはそこに座ったお客さんを丁寧にアワアワで磨きあげておりました。はは〜ん、これが有料のかなぁ。
そのテーブルの周りを囲むように4人位座れる水の出る小部屋があり、とりあえず私たちはそこに座って人が洗われているのを眺めてハマム体験終了
お金を払ったらあの8角形の台でさばかれる鮮魚のごとく体験が出来るのであろうが、ん〜、日本女性にはちょっと無理だわぁ〜。
ま、何事も体験体験。いや、見学見学


面白い体験もし、夜も更けていきました。おやすみなさ〜い
明日は一番楽しみにしていたパムッカレですぞ

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