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3日目

朝、起きたら凄い快晴だった〜〜。
よ〜し、こんな良い天気の時は遠出しよう。
私の泊っていたホテルの近くのHavre Caumartinアーヴェル・コーマルタン駅から地下鉄9号線の終点、Pont de Sevresポンドゥセーブル駅まで25分位。
そこからバスの171に乗り30分でヴェルサイユ宮殿に到着します。自力でも案外簡単に行けますよ〜。
地下鉄の終点までは1〜2zone使い放題のナヴィゴで。その後のパスではカルネを1枚使いました。


思い起こせば前回2008年のヴェルサイユ宮殿はほんと最悪だったなぁー。
何がってフランスって伝統文化も大事にするが、新しい物も受け入れるんだわ。
それでその時にヴェルサイユ宮殿で開かれていた展覧会はそれはもう雰囲気をぶち壊す程最悪な展示物だった。。。
あれじゃヴェルサイユ宮殿を見たという感動はなくなってしまった。
なので今回改めて行ってこようと思っていたのだ
前回の残念な宮殿内をちょこっと紹介するとこんなものだ。驚愕のオブジェの数々
どうだ、この立派な違和感。宮殿の部屋部屋に
ゴムで出来た子供用浮輪と近代的な掃除機だぜぇ〜
なんで掃除機?なんでゴムの浮輪???
こういう意味不明なオブジェが写りこまないように天井ばかり写真を撮ったのよねぇ

でも今回はそういう心配はありませ〜ん
どうよ、この天気。。。さすがは晴れ女の異名を持つだけのことはある
観光客も少ないと思う。来るならやはりこういう時期に来るべきだね〜
この門はまだ新しいので当時の復元されたものなんだろうけど、金ぴかでございます
団体入口はそれなりに混んでいたが、個人入口はガラガラで〜す。え、こんなにスムーズに入場していいのんラッキーだわん
入口のセキュリティーを超えるとすぐの所に音声ガイドを貸してくれる場所があり、これを借りました。
こちら礼拝堂でございます。
王族や貴族、一般大衆も礼拝に参加したってさ。誰でも入れたんだねー
礼拝堂の間
天井のフレスコ画がとても美しい
ヴィーナスの間のルイ14世の像。絵で見るルイ14世とはかなり違うような、、格好良いか〜
照明をあてて、天井がより美しく見えるように工夫されてますがな。圧倒されます
アポロンの間にあるルイ16世の肖像とその前にはルイ14世が騎馬する銅像
戦争の間にある、こ、これはかの有名なあれですね。
「敵を踏みしだく馬上のルイ14世」を表すスタッコの楕円いレリーフ

これをズームにして撮る人は「ベルサイユのばら」世代の申し子だろうな・・・。オスカル様〜お久しゅうございます・・。
鏡の回廊も天気がいいのでとても明るく綺麗です
357枚もの鏡が使用されてます。
人も少なくてゆっくり見られていいわ〜。
王の寝室のベッドで今回初めて知ったことがあります。
この手すりは現代、見学者用につくられた仕切りだと思っていましたが、これは当時からこのように設置されていたんだそうです。
当時、この内側に入れるのは王や、王妃の親戚や取り巻きの一部貴族のみ。
つまり、ここで仲の良さとか信頼度が図られていたそうな。大きな隔たりだなぁ〜。
ふと、庭園を見られる窓から見た光景。ここだけ見たら避暑地のホテルから見た景色なみです。どこまで続くのか、この庭・・・。
こちらが王妃の寝室です。王よりゴージャスだわ。やっぱ女性だよね〜。
でもここで歴代の王妃が19人もの後の王を公開出産したんだと。それは嫌だ・・・。とても落ち着いて出産なんかできへん
マリーアントワネットの胸像
王と王妃の食事風景を後の時代の食器等で再現しているそうな。ここに座れるのは王と王妃のみ。
そして、向かい側にこんな風に椅子が用意されていて、身内の貴族が座り、その他の貴族たちが立ったまま食事を眺めていたらしい。どこまでプライバシーがないんだろうか
これも有名な絵ですね。エリザベート=ルイーズ・ヴィジェルブラン作の「マリーアントワネットとその子供たち」。天気が良いので外からの光が絵画に当たって反射するため、この角度からしか上手く撮れなかったのが残念な1枚ですが、このヴィジェルブランという女性画家とマリーアントワネットは友人関係にあったという事で、彼女自身や、家族との肖像画を多く残しています。
女性らしい優しい画風ですね。
天井のフラスコがなど、今現在もこうして修理しているようです。
有名なジャック=ルイ=ダヴィッド作、「ナポレオン1世とジョセフィーヌの戴冠式」
ルーブル美術館にあるのが初版で、これはその後本人が描いたレプリカだそうだ。
少しだけルーブルと違う点がある。ここには写っていないが左側にいる女性のドレスの色が違う。

所で、お気づきの方はいるだろうか。この部屋で撮った写真にはオーブがたくさん写りこみました。基本的に美術館などはフラッシュ厳禁なので私はフラッシュたいてません。(手前の光は室内のライトの光の反射です)
離れた所から撮った写真にもオーブがかなり写りこみました。この部屋のみ写りましたのでここには沢山の霊がいるのかもしれませんね。

宮殿見学もおわりです。出口の所に小さなラデュレのショップがありました。
宮殿の出口を出るとすぐ左手にあるトイレは長蛇です。それを過ぎて右側にショップ入口があるのでそこを上がって2階にこんなショップがあり、奥に自由に使える休憩場所とトイレもありましたのでお勧めですよ。コンビニみたいなショップがありました。ここで買ってけば良かったと後から後悔する羽目に・・・。
そこのトイレのエアータオルはダイソン製でした。
エアータオル、随分歴史は古いようですが、乾くのに時間がかかるし、あまり良い性能だとは思わなかったが、日本の三菱がジェットタオルとして販売したのをかわきりに今は世界でもこれが主流になってきたのね。私はフランスで何を撮ってるんでしょうねー



いよいよ、宮殿の庭に出て広〜い庭園の散歩に出かけますよ〜。
水花壇とよばれる池の周りには鋳物の像がとりまく。それぞれ素晴らしい像ばかりです
地平線すら見える気がするどこまで続いてるんだろう
水花壇の右手、宮殿の北側にこんな像が山ほど建ってる。ルイ14世は一般大衆に庭も解放してたんだと。太っ腹だねぇ〜
その広すぎる庭の向こうに、プチトリアノンとグラントリアノンという小さな宮殿があるのでそれに行くために力温存、トラム乗り場でございます。1周4か所の停留所があり、6.9ユーロで買ったパスを持ってると乗り降り自由です。
ガタゴト、トラムは石畳を進むため、とても木で出来た椅子でお尻が痛かった〜。
グラン・トリアノンの前に到着です。グラン・トリアノンはヴェルサイユ宮殿の北西の君主が取得した村の土地にあるっていうんだから、今はひとつの宮殿の一角として扱われてるけど遠いわけよ、とても歩いてなんて来れませーん
まずはグラン・トリアノン宮殿から。
確かに、小さな宮殿でありますが、落ち着くのはやっぱこっち?
鏡の間
皇后の寝室。
所が、宮殿の中も外もにゃんこのおしっこ臭さが鼻に付きました。私だけかしら・・・。猫は見かけなかったんだけど・・
当時は「フローラの宮殿」と呼ばれ、全ての部屋から芳香な香りの花が植えられていて、その中でも夜になると強い香りを放つオランダ水仙のせいで毎日トリアノンから離れなくてはならないほど匂いがキツかったらしい。何でもやりすぎはいけませんねー。ほどほどにしとかなきゃ。
今は猫のしっこの匂いなの???
かわいらしいベルギー国王妃の寝室。
孔雀石の間。名前の由来はロシア皇帝アレクサンドル1世がナポレオンに贈った孔雀石の調度品が広間に飾られたからとか。
コテルの回廊。冬の厳しさから花壇を保護するために築かれた回廊、、ってどうよ
まあ、建物が少しは風除けになるか。今も花壇が整備されていて美しい
果てしなく、こういう建物が点在。こちらフランス館
中は見学できなかったので窓にへばりついて写真だけ撮りました
庭がとにかく広いわけよ・・・。
ここまで見に来る観光客は少ない。というか私一人でした。逆に怖いわ。人がいないのも
暗くてよく見えないのですが、ここは王妃の劇場です。え、こんなとこ?って場所にありました。
ここで王妃は近しい人達と劇やオペラを自ら上演して楽しんでいたそうです。
マリーアントワネットはとても歌が上手だったらしい。
季節的にバラがたくさん咲いてます
ベルヴェデール(見晴亭)
ツアーでここまで来ている1組の人達と遭遇しましたが、殆ど人がいません。
池に面した八角形の館は1777年にリシャール・ミックが築いた、とあるが。はたして何につかったんやろ。う〜ん、王族の考えることは庶民にはわからん・・・・
この道をずんずこずんずこ進むとこんな穴も発見。何なんだ・・・・。こんな封鎖された洞窟まで発見した人はそうはいないだろう。←単に迷っただけちゃう〜ん
プチ・トリアノン宮殿
もともとはルイ15世の妾のポンパドゥール夫人の為に建てられた宮殿です。
このマリーアントワネットの肖像画もエリザベート=ルイーズ・ヴィジェルブラン作。
プチ・トリアノンのお供の間。ゲームやお喋り、音楽の場として王族たちに愛された部屋
王妃の寝室。ヴェルサイユ宮殿のそれとは随分違うけど、私はこっちの方が断然落ち着くわ〜。
アントワネットもここが気に入って入り浸っていたっていうのはやはり気持ちは同じなのかしらね。
これ、多分トイレだと思うんだけど、部屋と部屋の間の小さな一角で、廊下の一部といってもいい位な場所。しかもこっち向きでなくてもいいような気がする、、、。



こちらもベルばら世代には興味深い「愛の殿堂」です。ここでアントワネットとフェルゼンはあいびきを・・・。ってこの宮殿のどこでもあいびきする場所には不自由しないわ。
とにかく迷う程広いんだもん
王妃の村里。
マリーアントワネットが集めたノルマンディーの小さい部落に着想を得た藁葺き屋根の村で現存している10軒がポツンポツンと建ってます。
のどか〜な風景が広がる落ち着く場所ですね
左手の塔はマルボロの塔。その下は釣り小屋になっていて、チーズ製造用の搾乳場や料理の保温室、鳩小屋、警備小屋などから成り立ってます
今も動物が飼育されていて、当時を彷彿させます。沢山の人が今も世話をしてこの農園を運営してるんですね。
近所の保育所の子供たちが保母さんと遠足に来ていました。
今も大衆の憩いの場になっているんだなぁ〜
こちらが王妃の館。ヴェルサイユ宮殿とは比較にならない普通の民家だけど、形式やしきたりで縛られた宮殿よりこっちの方が人間らしい生活が出来たのでしょう。
中を見学出来たら良かったんだけど、どの建物も入ることは出来なかったです。
可愛い民家ですね
それにしてもグラントリアノンとプチトリアノンの散策は本当に道に迷って迷って仕方なかった。どこにも目印や矢印、道案内とかないんだもん。
行けども行けどもこういう2手や3手にわかれた道ばかりでどっちに向かっているのかもわからない始末。
広い庭をひたすら彷徨いました。この日の万歩計は6万歩・・・。恐ろしいです
こんな道が続くとヘンデルトグレーテルになった気分です。パン粉を撒いても鳥に食べられるので帰りつきません。。。この世でよくぞ生きて戻れたって感じ。
流浪の旅を終えて、何とかプチ・トリアノンの入口まで戻ってこれました。
もう喉はからから、お腹はぺこぺこ。危うく生き倒れになる所でした。
何でもいいからとにかく食べたいっと飛び込んだのはカフェ・アンジェリーナ
ヴェルサイユ宮殿内にも立派なアンジェリーナカフェがあったんですが、その時はまだ11時前でお腹も空いてなかったし、そのまま庭園を彷徨っていて昼ごはんにありついたのは14時を回っていました。
この店の名物モンブラン(7.1ユーロ)と高級洋菓子もここでプラスチックの皿に乗せられた物を食べます。これじゃ情緒もないけど、、、。
土台はメレンゲみたいなサクサクしたので出来てて珍しい触感でした。
でも甘い・・・
もうひとつ有名な生クリームを たっぷり載せたホット・チョコレート「ショコラ・アフリカン」4.9ユーロ。
これもプラスチックの容器に入っちゃえばただのホットココアじゃ〜(^^ゞ
でも名物なのでこれもせっかくなので頂こう。
が、恐ろしく甘い・・・。でもそこは究極に疲れ果てた身体なので甘いものも何とか入りました。
甘いものとチキンバケットは合いませんがとにかくお腹空いてんねん。。。(5.8ユーロ)
再度、トラムに乗って大運河を目指します。
もう、「このままトラムに乗ったまま宮殿まで戻ろうよ」、という自分と「何言ってるの、そうそう何回も来られないんだから頑張って歩けよ」と悶々と戦っておりました。
ルイ14世はこの大運河に船を浮かべてグラントリアノンなどに移動していたというからそりゃ広さが分かる。
アポロンの泉水。
ヴェルサイユ宮殿に戻る為の道沿いでオレンジジュースを売っていて、喉が渇いてしょうがなかったのでこれを買った。3ユーロだったかな。
でも写真を見てて今気がついた。ここジュースだけじゃなくミネラルウォーターも売ってたんじゃ〜ん。わたしゃとにかく喉が渇いていてて、オレンジジュースもそりゃ美味しかったけど、水飲みたかった・・・。
命の水です。一気飲みしちゃいました。この後振り向いてこっちをみたお兄さんの顔が忘れられません。「余程喉渇いとったんやなぁ〜、あんた・・・。」って
もう、歩くのやめよ…。その先を曲がったらやめよう、、、。その先ってどこ?まだ遠いよ。
私が歩いたり見たりしたエリアは総称「散歩道と木立」と言われる広大な庭園のほんの
一角。ぜ〜んぜん見て回れてないんですが、とてもじゃないけど全部は見られん
王族も散歩行ってくるわっていって何日も帰ってこなかったんじゃないの〜
ああー、やっとヴェルサイユ宮殿に戻ってきました。
ラトナの泉水。ここで大噴水ショーがあるらしいです。
これだけ歩いてもヴェルサイユ宮殿のほんの一部の観光でしかない、というのは想像を超える広さでしたが、とにかくもう動けないって感じですのでホテルに帰ります。



そういう思いで行きと同じコースでホテル近くの駅まで戻ってきて、
今夜の食べるものだけラファイエットのグルメ館で調達してきた。
だから
まだ外は明るいけど(18時頃です)ゆっくりお風呂に浸かって、今日の疲れを取って今夜はワインでいっぱいやろうと思っていた

だが、簡単には今日という日を終わらせてはくれない

が勃発。

帰ってきて部屋に入ったら、昨日に引き続き今日もお部屋の掃除がなされて
いなかった。う〜ん、どうして
昨日はドアに「私のお部屋のCleaningしてね!」の札をかけてなかったからだ〜。
と思って今朝はちゃんとドアノブにかけてお出かけしたんだぞ。
それなのになんでお掃除されない訳?とその札を持ち、フロントに行った。

フランス人の若い女性が対応してくれた。
私のお部屋のプランを調べてくれて、こう答えた。

・・・・・・・なんですと
そんなプランだったのっていうか、そんなの選択肢にあったかいなー
「リネン交換は1回5ユーロ、お部屋の掃除は1回25ユーロです」とな。
え〜〜〜っと驚きだったけど、それはそれでまぁいいわ。
別に毎日タオルの交換しなくても、部屋の掃除機をかけんでも、死にゃーせん。
今朝はCleaningされると思ってタオル類をバスタブにぶち込んでいたので
とりあえず5ユーロ払ってタオルだけ交換して貰って無事解決。
あ、ついでにトイレットペーパーも補充してもらった。

さ、これで夕食が食べられるわ。と思って今日買ってきた食材たちを写真に撮ります。
なんかフルーツ無性に食べたかった。
チンすればいいだけの食材もゲット。これお手軽で美味しそうや〜ん。貝は偽エスカルゴの小粒だけど、5.7ユーロって激安よね。
昼間、ヴェルサイユ宮殿でも命の綱となったフレッシュ生オレンジジュースもまたまた飲みたくなっちゃった。
エスカルゴ、チンしたらこんな風になりました。おいしそ〜
んでもって、ああ〜、なんて美味しそうな生ハム〜。これも目の前で大きな塊から目の前で切ってもらったんだ〜。これでいっぱいって最高じゃ〜ん
さ、準備は出来た。いただきましょか〜という時に




(ただあんたが字が読めない痛い子だっただけよ〜)
この↑写真を見て、ぱっと何だと思いますか。
字をよ〜く読んだらダメよ、雰囲気よ、ふ・ん・い・き。

私はこの商品を一日歩きまわってヘトヘトになった身体で、とりあえず今日の夕食だけは買って帰らなきゃ、とデパートのちょっと薄暗いコーナーで「ワイン、ワイン。白ワイン」と思いながら手にした訳よ。
あー、これならハーフだし、すぐ飲んじゃえる量だからこれでいいや。ってね。
あんま安いワインに手を出して恐ろしく不味くても嫌だし、ハーフで12ユーロならまぁまぁやろ。って思ってね。

こんな日差しの中で見たら白ワインにしちゃー若干色が白いなって思うけどさ、売り場に並んでいる時には白ワインハーフボトルだと思い込んで疑いもしなかったのさ。

そして、いざ全ての料理が並べて、「はぁ〜、今日はほんと疲れたよ」てんでベルサイユ宮殿の事を思い出しながらグラスに注いだ。
え、なんかトロッとしてないかいあちゃー、やっちまったな。←ここではまだ気づいてない
こりゃ白ワインじゃなく アイスワインだったかー甘いやつだぞ〜。しまったな。
そして、一口、口に含んで、、、、、、「なんじゃーこりゃーーー。

口に含んだその液体はワインじゃなかったんです。オイルですよ、オイル。油っす。
しかもそれなりに高級なトリフの香りつき、高級なオイル。
味、ないです。っていうかガーリックのような、なんとも言えない匂いがします。
え、えーーーっ。ここに来て、これだけの食材を前によ、ワインなししばしぼーぜん。
もうお風呂も入ってパジャマ着て、後は食べて飲んで寝るだけって状態まで来て、ワインなし

それはないやろぉ、、、。え〜、また今から外に出かけなあかんのかぁ〜

でもワインなしはどうしても耐えられず、また服を着て、ラファイエットはもう閉まってしまったので近くのスーパーに行ってとりあえず、の1本を買いました。
これがどんなに不味くても、文句は言わん。もう部屋から出たくない・・・。
とりあえず何かのうたい文句のラベルが付いてるからいいだろっ、て買ってきました。
思考能力0ゼロ。フルボトルで16ユーロ。もー、ワインなら文句言いません
こうやって今日は1日が終わっていく。
と思いきや、これだけでは終わらないのが今日という日です。

やっと落ち着いて飲んでました。その時

と、突然室内のエアコンが「シュ〜ン」という音とともに停まった。
ん?温度が低くなりすぎたから自動的に停まったんかな
しばらく経っても復帰しない。だんだん部屋がむんむんしてきた。
スイッチを触ってもウンともすんとも言わない、、、。
え〜〜〜、、、。またぁまさか壊れたんじゃないよね。
でもこのまま夜中に付かないのは暑くて眠れないだろうから
放置は出来ない。あ〜〜またかよぉ、、、
仕方なく、またまたパジャマから服に着替えてフロントに降りる。
さっきの若い女性だ。事情を説明すると

というのよー。いやいや、私は窓は閉まってます。と言ったけど押し問答が続き、とにかく何でもいいからエアコンが付く方法を教えてくれ、と言ったら笑いながら「OK部屋に行きましょう」と私の部屋に来てくれた。

エアコンが停まった理由、それはなんと彼女が言ったように部屋の窓が開いていたのだ。全開ではなくほんの少しずれている?というかカチッとなる所まで閉まっていなかったというか。エアコンのスイッチと連動しているらしく、少しでも開いていると自動的にエアコンが切れる仕組みらしい。
が、ここで不思議なのは私がこの部屋の窓を開けたのは到着した5月28日
その日だけだったのに。昨日も今日も窓は開けてないんだよなー。
多分建てつけが悪く、何かの拍子に開いたんだろうなー。
なのでフロントで窓が開いてるからよ、と言われてもピンとこなかったのです。

何はともあれ、エアコンは無事、復活しました。
今日の、こんなに疲れた日に何もこんなにいろんなことが起きなくてもいいのに、、と
恨み事をつぶやきながら眠りにつきます。

このフロント女性との一連のやり取りを、英語もろくに出来ない私がどうやったんだろうと思う人もいるでしょうからからくりを説明すると私のipadの翻訳アプリが活躍しました。
私が日本語を入力し、フランス語に翻訳するする。すると彼女もフランス語で入力し、日本語に変換。
このアプリが案外役に立ちました。フロントの女性も最初はこんなもん使えんって顔してたけど、他国の人間と会話が成立するとわかれば積極的に取り入れて、二人で入力して会話しました。少々誤変換があっても大体わかればいいんだもんね。
彼女はとてもフレンドリーで明るい人だったのでとても楽しかったです。
良い思い出になりました。


どうか明日は落ち着いた日になりますように・・

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