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イタリア



7日目

今日は日曜日。パリで過ごすのも後一日になってしまいました。そして、そんな最終日なのに朝からホテルを移動しなきゃならないとは。理由は[準備]をご覧ください。

でもツアーとは違うのでチェックアウトまでゆっくり時間があるのでその点は楽であります
ただ一つ
スーツケースがあるのでタクシーで移動する予定なんですが、目の前にあるタクシー乗り場に全然タクシーが来ない・・・。何故なら今日は日曜日なんだ〜〜〜フランスのデパートは日曜日が休みなので人気がない。つまりタクシーも来ないって事なのよね。
私の部屋の窓の下がタクシー乗り場なので、上からしばらく様子を見てました。
平日なら次々とタクシーは来ているのに、今日はタクシーがなかなか来ないのでロワシーバスを降りた乗客がスーツケースを持って困っている。
私もタクシー拾うのどうしよう、、って思ってましたがチェックアウトの時に何度もやり取りしたあの従業員の女性に今日は日曜日でタクシーが来ないの〜って言ったら快くタクシーを呼んでくれた。
何度もありがとうありがとう〜とお礼を言って6日間も住んでいたこのホテルともお別れです。
慣れ親しんだホテルなので移動するのが寂しいです・・・。

さて、タクシーで10分位だったでしょうか、ちゃんと次のホテルの前までタクシーが私と荷物を配達してくれました。
今日1泊だけするサンジェルマンデ・プレ界隈のホテル、ルレ・サンジェルマンホテルです。
チェックインは15時らしいので荷物だけ預けてロビーでホ〜ッと一息ついていたらホテルのマダムがお茶でもどう〜?って勧めてくれました。
そんじゃ紅茶をお願いしますって頼んだんですが、忘れてました。フランスで「ティー」って頼むと、グリーンティー(日本茶)が出てくるんだったわ。
どうりで色がで〜へんなぁ、と思ってたんだわ
さて、一服した所で

昨日までで「ミュージアムパス」を使い切ったけれど、今日はラッキーな事に第一日曜日なのでパリのミュージアムは無料開放デーなのだ。
って事でこの前昼寝した為に少しの時間しか行けなかった「ルーブル美術館」に行くことにしました。
ホテルからセーヌ川沿いに歩きます。こちらは「フランス学士院
フランス学士院」の前の「ポン・デ・ザール橋」はパリの恋人たちは必ず訪れる場所だそうで鍵がいっぱい付いてます。
でもこの橋以外にも鍵付いてたけどね。要するに恋人たちはどこでもいいんや〜
お〜、凄い人の数です。やはり正面玄関は込んでいるようなので凱旋門の横から地下に降ります。
こちらのゲートも多少並んでますが、これくらいならしれてます。
チケット売り場も今日は無料開放日なので殆ど並んでいません。ここでは音声ガイドを借りる為のチケットを購入。5ユーロです。
そのチケットを持って貸出デスクへ行き音声ガイドを借ります。
チケット売り場で買わなくてもレンタルデスクの横に自販機がありました。日本語も選択出来るので売り場が混雑していたらここで簡単に買えますね

今日は先日見て回れなかったシュリー翼エリアの古代エジプト美術部、リシュリー翼エリアのナポレオン三世の居室、トゥノン翼エリアの彫刻部など要するにモナリザがいるドゥノン翼エリアの2階以外の多岐の部分って事ですわ。
広いのでじっくりと一つ一つ眺めている時間はないのでポイントを絞って回ったつもりですが、とにかく広い。そして端から端まで広域に見たいものが広がっている上にあちこち工事中でやたら遠回りしなきゃならなかったりで、自分の居所を見失ってばかりでした
アフロディーテ」通称「ミロのヴィーナス
船の模型」大2王朝 当時の様子がよくわかりますな〜
無造作に宝の山が、、、
昼過ぎ、あんまりお腹が空いたのでとりあえず休憩しようと一旦インフォメーションのある中央広場に出てきてPAULのパケットを購入。
ルーブル美術館はあんまり広いので休憩をとるタイミングが難しいです。中央に戻ったら戻ったでさっきいた所まで行くのが大変なのよねぇーー。カロリーメイトでも持っていけば良かった
疲れていたからか、この甘いパン・オ・レザンが凄く美味しかったのだ。
パンを買うのも並んだが、座って食べる所もそんなないので、その辺に半分立ったまま食べた。
オソルコンの三体神」当時の質の高い宝飾技術がうかがわれる
トゥトアンクアメン(ツタンカーメン)を守護するアメン神 」アクナトンの影響でツタンカーメンもアメン神を崇拝していたことを証明する彫刻です。
パリ旅行4日目にここに来て、時間がなくて後ろ髪をひかれる思いで帰ってきてしまったアクナトンの像です。う〜ん嬉しい
新王国時代のエジプトの王で、あのツタンカーメンのお父さんなのだ。
写実主義だったのでそれまでの自身の像も他の王とは違って細長の顔立ち、つり上がった目、とがった顎、腹の出具合など、この時代だけ特異な物が残っていて、実像に近かったと思われます。
テルエルアマルナに首都を移し、アテン神を唯一神として信仰したため、神官や貴族たちとの確執が出来てしまい、新王朝時代の衰退へとつながってしまった変わり者の王様なんです
トトメス4世像
書記官の像」も今日はじっくりと眺められます。色がこんなに残っていて、瞳には銅に水晶がはめ込まれていて数千年前に作られたとは思えないです
ルーブル美術館の音声ガイドは5ユーロなんですが、なんと任天堂DSなんです。
これの凄い所は今自分がいる場所が分かるようになっているんです。
ただ、電池がそんな長持ちしません。私はガイドとしてより殆ど現在地確認に使用してました
なんのこっちゃ〜。だってほんとに迷うんだもん。。。
ドゥノン翼2階東端にある「アポロンの間
フランス王家の宝飾品が展示されています。天井もゴージャスやわぁ〜
この見事な細工。見入ってしまいます
中の宝飾品もさることながら、この展示枠も豪華っぽく作ってあるなー。
ルイ15世の王冠」ダイヤモンド、ルビーにサファイヤにエメラルド等がまるでおもちゃの石のように無造作にいっぱい付いてますよ〜。でもフランス国王の王冠として残されてるのはこれだけという貴重な一品です。
見事なガラス細工です
ふと窓の外を見ると、まだまだ長蛇の列が・・・
通路の反対側まで列は続いてます。メインゲートから入らなければこんなに並ばなくていいのに、、と思う。
この赤ちゃんの寝顔が可愛くて〜。室内の照明のかげんでこの方向でしか撮れなかったのが残念だわ
モーリス・カンタン・ド・ラ・トゥール「ポンパドゥール夫人」なんて美しいんだろう〜
クロード=ジョセフ・ヴェルネ「夜:月明かりの港
この絵がすご〜く気にいって、しばらく眺めておりました。なんとも癒される一枚です
ルノワールはこういう構図が好きですね
ガブリエル・デストレ姉妹」好きか嫌いかと言えば、嫌い。なんでこんな絵が有名なんやろ
これも日本じゃ有名ですね。「レースを編む女」ヨハネス・フェルメールの作品
有名だから自分が好きか、というとそうでもないけど、やはり人が集っているので見てしまう
私が見た時は人がおらへんかったのに、あっという間に人だかりが。
なんとも天使がかわいらしい
メディシスのギャラリー」どれもこれもルーベンスの大作ばかり
ピーテル・パウル・ルーベンス「マリー・ド・メディシスのマルセイユ上陸
立派な金時計。贅沢の粋です
シャルル9世の盾」そりゃ〜もう細かい金銀細工技術の結晶です
聖王ルイのチェスボード
ルーブル宮殿とチュイルリー宮殿を統合したナポレオン三世が住んでいた所がルーブル美術館の中にこうして残っているなんて知らなかった。
あら〜、ここに残念なオブジェがありますね。綺麗に彫刻されてますがタイヤに変わりはない
このスチール製?の彫刻類も一見あたかもその当時の物のように写りこんでますが、単に現代彫刻品が展示されているだけ・・・。まぁ、まだマシな方か。
大広間」この広間は250人も収容出来る大きな部屋です。
広いし豪華です
隣の人としか話できへんね
おや、この小汚いものは、、
このオブジェも現代アートですね。いらんなぁ〜
「アングレーム伯爵夫人のダイアデム」でっかいエメラルドです
ナポレオンのNの文字が入っている王座
フランスの王族は長生き出来へんわ。みなさん座ったまま眠るらしいもんベッドは子供用みたいに短いのよ。落ち着かんわ〜
ベリー公爵夫人の 化粧台と肘掛け椅子」クリスタル製の見事な化粧台です。ペリー伯爵夫人が使うために購入
も〜、ダメ。何時間おっても全部見切れんわーーー。
今日は夜に食事の約束があるのでもう帰ります。
楽しそうに演奏してますが、メトロの通路です。
パリって凄いです、電車の中でグループで演奏している人にも出会いました
チェックインはしたけどお部屋にはまだ入ってないのでこれから室内探検です
こちらが入口。


ロビー
まずびっくりしたのはこのエレベーター。超小っさいのー。人が2人位しか乗れへんよ
狭〜いエレベーターに乗って5階へ。このドア、超曲者です。開け方がわからず大変でした。
鍵を刺して3回位、くるくるっと回すとカチッと音が鳴って開いたんですが、日本人が知っている鍵だとそんなに回すことがないので、右回しか?左回し?押したり引いたり、スライドか?押すのか?と自分でも笑えるような事をやってドアと格闘してしまった思い出したら笑える〜
やっとのことでドアが開きました。お部屋は一つ一つ全て内装が違うらしい
私のお部屋はオレンジで統一されています。
古き良きフランスの雰囲気バリバリです
お部屋の窓からの景色
調度品も歴史を感じます
朝預けた荷物もちゃ〜んとお部屋に運んでくれていました。


農夫小屋的なクローゼット
まー、昨日までとは違うわ。アメニティーグッズも揃ってるもん
バスロープもあるぜぇ〜
トイレも独立してます
冷蔵庫が中身が入ってたのでとりあえず上の隙間にバターとチーズを詰め込んだ
ルームサービスか
ミニバーのドリンク類の価格表
昨日まではなかったセーフティーボックス。でも今更使わんけど・・・。
キーも古めかしさを醸し出してます。
私が予約したのはシーティングエリア付きの広々としたツインルームです。 客室定員2名
定価は395ユーロですが、BOOKING.COMで320ユーロでした。私がフランスに来てからどんどんユーロが下がって、今日のレートは97円台。しかし、この予約を入れた時に支払いは完了してしまっているので107円で切られてました。あ〜勿体な・・・。
テーブルの上には熱帯魚が
ゆ〜ったりと泳いでます。
匂いはロクシタン系です。
アメニティーグッズ揃ってますね〜。
お部屋探検もゆっくりしてる間はないんだったーーー。今夜はこのホテルの1階に併設されているレストラン「ル コントワール(Le Comptoir)」で同じく一人旅のOLの女性と晩御飯を一緒に食べるお約束をしているのであります
どんな方かな〜。楽しみです。
ル コントワール(Le Comptoir)」は土日は予約は入れられないというので18時に店の前で待ち合わせました。

同年代のかわいらしい感じのOLのTさんと会ったこともないのにパリの空の下、無事に出会え、混雑していた店内にもすぐ入れました。
彼女はもう5回以上一人でパリに来ているそうで、今回もアパートを借りているのだそうです


こちらのお店はメニューが完全フランス語。悩んでも読めないのでお勧めを聞くことにしました。
すると、指さされたのがこの壁。
お店の壁が鏡になっていて、そこに本日のお薦めメニューが書いてありました。
2種類の前菜があったので両方頼みます。ホワイトアスパラガスの料理。
食べてみたかったんです、この時期お薦めらしいので。日本ではホワイトアスパラガスの生なんて見たこともないですが。
確かにシャキシャキしてて美味しいです
こちらは生ハムの豆と煮込んであるものなんですが、味は表現出来ません。塩味なんですが、う〜〜〜ん、食べた事ない味です。上に乗っているのはパクチーなので私はパクチーをよけて食べました
グラスワインもお手軽な料金でいろいろ揃ってます。
良くわからないのでメニューの真ん中の白ワインを飲んだのだ。
これは「フォアグラのテリーヌ ジャガイモ添え」周りのコンソメのゼリー寄せがアクセントになっていて美味しいです。彼女が選んだ一品ですが、ジャガイモの何とかって書いてあったんですが、どれがじゃがいもって感じでした


お店が混雑しているので、席を沢山取りたいのでしょうね、隣同士の席が超接近してて、私たちの横に座って一人で食べておられたフランス人の方が食べていた同じ物を注文しました。

マダムは「どうここのお店は美味しいでしょ〜」と話しかけてこられたので、その方が食べておられるメニューも美味しそうですねって、事になったんですが、人気メニューのようでした。
逆に私たちが食べていたものも聞かれたりして楽しい雰囲気です。
赤ワインもしっかりと頂きました
人気店なので外には席が開くのを沢山の方が並んでいて、半ば追い出されるように店を出ました。ははは。パリのビストロは世知辛いです
2人でしめて75ユーロ。まぁまぁですね
外はまだぜ〜んぜん明るいのでTさんと一緒にモンパルナスタワーに登ってみることになりました
チケットは8ユーロと結構高いですね
しかし、ちょうど夕暮れ時。エッフェル塔がこれから綺麗に見える事でしょう
2人で記念写真も撮りました
もうすぐ日が沈みます
そして、エッフェル塔にライトが点灯
数十分に一度ピカピカ光るんです。それも拝めて、モンパルナスタワーに上がった甲斐がありました。
お部屋に戻ってきたら夜のベッドメイキングもしてくれていました。
良い感じのホテルです
椅子も猫足なのだ〜。お供してくれた「ちゅ〜助」と「くま子」もお疲れさまでした
お茶セットもありますが置いてあったのはグリーンティー(日本茶)です
明日はもう帰国しなくてはなりません。。。寂しいです。
お2人ともおやすみなさ〜い

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