ジャマイカ】 【ハワイ】 【エジプト】 【グァム】 【オーストラリア】 【ベトナム
【スペイン】 【カナダ】【ハイナン島】 【フランス】 【中欧ヨーロッパ4カ国
クロアチア・スロベニア】【トルコ】 【フランス2012
イタリア



5日目

早いものでフランスに来て早5日目になっちゃいました。
今日はシテ島やサンジェルマンエリア、シャンゼリゼエリアを攻略する予定です近くのオペラ座駅から地下鉄7号線でシャトルまで行きます。
シテ島に渡るとすぐにあるのが「コンシェルジュリー牢獄」です。
コンシェルジュリー
朝一の観光が牢獄っていうのもなんですが、、、。入口は見落としそうな所です
衛兵の間
入口入るとすぐにこの大広間です。兵士たちの食堂だった場所です
ここは元はフィリップ4世の宮殿だったのを牢獄として使い、フランス革命の時に多くの王族、貴族が収容され、処刑されていったいう場所。
守衛の書斎
当時はこの牢獄に入るとかならず死刑になるということで「死の牢獄」「ギロチン控えの間」などと呼ばれていた場所だそうです。
留置受付」ここで収監される囚人の管理を行っていたのかな。
それにしてもこの人たちが囚人かと思うような狭くて湿った小部屋です
囚人にもランクがあり、コンシェルジュリーではお金を支払えば良い部屋に入れたらしい。こちら最も貧しい囚人「わら族」。まるで家畜のようですね。
地獄の沙汰も金次第2人部屋や独房まで。
マリー・アントワネットの独房
今回コンシェルジュリーに来たかった最大の目的はこの人↑の最後の時を知りたかったから。
そう、かの有名なマリーアントワネットが処刑される前の2ヶ月間を過ごした場所なのです。
ということで、マリーアントワネットも人形で再現されています。
処刑されたのが38歳だとすると、この絵はあまりにも老けてますね
美しい宮殿で描かれた彼女からは想像も出来ないほど過酷な状況だった事がうかがえます。
オーストリアの皇女として生まれ、同盟の為にフランスに嫁ぎ、何をしたらギロチンにかけられることになるんでしょうね。彼女一人が悪人だったわけではないはず。大きな時代の流れにのみこまれた犠牲者の一人といえると思います。
粗末なベッドと部屋ですが、それでも他の囚人にとは比べ物にならないほど優遇されていたという
看守は見てますが、ここではまだマリーには好意的だったようだ
たれ目な所は面影が残っていますかね。ただ、実際のマリーアントワネットはしっかりとハプスプルグ家のDNAを引き継いだしゃくれ顔だったそうだが・・・
マリーアントワネットの祭壇
当時はこのあたりにマリーアントワネットの独房があった場所。
後年、彼女の娘マリーテレーズが王政復興後にフランスに戻った時に亡き母を偲んで作らせたという
ジロンド党の礼拝堂
幕の後ろが祭壇になっており、マリーアントワネットだけでなく、ルイ16世や義妹のエリザベート内親王の祭壇も。
ひゃ〜〜ギロチンの刃。これで何人の首を取ったんでしょう・・・
女囚の中庭
一般の囚人の中にはこの中庭を散歩する事が許されている者もいたそうだが、マリーアントワネットは許されなかった。
マリーアントワネットは死刑執行時、ここから粗末な荷台に乗せられて処刑台に向かった。
聖歌隊壇と女囚用の格子席
ここでもオーブが・・・
この「コンシェルジュリー牢獄」はフランス革命の恐怖政治の間に約2700人の囚人がギロチンの断頭台(現コンコルド広場)へ連れて行かれ処刑されたという事なので、ベルバラ世代にはさまざまな想いがこみ上げる神聖な場所でした。


コンシェルジュリーの隣に「サント・シャペル 」があるのですが、すでに長蛇の列で挫折。←根性ないですね

次は
ノートルダム大聖堂
パリの「ノートルダム大聖堂」は大司教座聖堂。ゴシック建築の最高峰と言われるカトリック教会です。ナポレオンの戴冠式もここで行われています。
ステンドグラスが美しいです
運よく、聖歌隊の素晴らしい演奏を聞くことが出来ましたあんまり素晴らしかったので1時間位じっくりと聴き惚れてました。
私が今回「ノートルダム大聖堂」に来たかった最大の理由は 「キマイラの回廊」を見たいから。塔の横から400段の階段を上がるとそれはありますが、まぁー、こちらも長蛇の列でした。
こっちは諦める気がなかったのでフランスに来て初めて列に並びました。
待つこと約1時間、2〜30人位ずつの集団で上がります。
えっちらおっちら。すり減ってしまった螺旋階段をひたすら登ります。
少し登った所でこのような売店があります。ここでまたまた待たされる。どうも人の流れを制限してしているようだ。
チケットを持っていない人はここで購入したり、お土産物はここで買わないと出口には売店がないので注意が必要だわ。
あー、やっと頂上に着いた!と思った途端、視界にいきなりこの有名な頬杖をついているキマイラが出現しました。なんともかわいい。
そういえば、映画「アルマゲドン」ではここに隕石が落ちてきたシーンがありましたね
驚くほど、出口のまん前に鎮座してるのだ
危険なので針金の柵が張り巡らされています
隅々にいろんなキマイラがいます
通路が超〜〜狭いのよ。びっくり
人が一人通るのがやっとです。太った人は厳しいなー
気持ち悪いような顔だちなのにどこか愛嬌のあるキマイラ達です
ガーゴイルとキマイラは違うみたいで、雨どいになっているのがガーゴイルというようです
一匹?一匹、全部違う姿で同じキマイラはないので見てて面白い
途中でこんな細い木製の階段を上がります
ほ〜、ノートルダムの鐘が鳴る。。。の鐘ですね
奇抜なキマイラですが、なんともかわいいと思えてしまうのは普段から野獣のさくらを見てるからかしら
魔除け厄除けのような意味があるキマイラです。ずっとパリの街を見ているのかな
昨日行ったモンマルトルの丘の「サクレ・クール寺院」が見えます
素晴らしい景観ではないですか感動
登ったら、降りなきゃなりませんこれがまた足にすご〜く効くんですわ、、、
足ががくがくになりながら、無事降りてきました。登った塔の反対側です。
今日の私のお供はくま子です
「キマイラの回廊」を登って降りるのにちょうど1時間くらいかかりました。完全一方通行で入場人数を規制しているので流れに沿って進むという感じでした。
セーヌ川沿いにはお店が並んでます。
次はサンジェルマンデプレエリア突入です

サン・ジェルマン・デ・プレ教会
サン・ジェルマン・デ・プレ教会」はパリ最古のロマネスク様式の教会だそうです。11世紀に建て直されたそうです。う〜ん、確かに古そうだわ
542年、当時のままの姿ではないそうですが、歴史上、最古の教会。きっちり抑えました
ステンドグラスもあります
慰めの聖母
さて、次は地図上では「サン・ジェルマン・デ・プレ教会」のすぐ近くにあるドラクロワ美術館に行こうと思いました。
が、探せど探せど見つからず。何度も同じ場所をうろうろして、その辺で座っていたおじさんに聞いてようやく見つかりました。
ドラクロワ美術館
これが入口だぜぇー。看板すらないぜぇ〜
店舗の横に小さな通路があるだけ。
ガイドブックによると、「見過ごしてしまう程静かな場所にある」とあるが、これじゃ完全見過ごすっつーのーーー
私はこの前を2往復もしたのに気がつかなくて、3回目に通り過ぎた所で建物の階段で昼食を食べていたおじさんに聞いたら入口のまん前まで案内してくれた。
これじゃわからん。絶対わからん
こちらがさっきの小さな入口を入った所の中庭
この入口が通りに面していたらまだわかんだけど、あいにくこれは中庭なんだな・・・。
階段を上がると初めて美術館に入れます。マジこんなちっさい美術館なんや〜
しかしながら、さすがはドラクロワ。というような作品が数多く展示されてます。
力強い作品
ドラクロワはこの屋敷をアトリエと住居として凄しここで最期を迎えたのだそうです。
庭もとても静かで落ち着いた雰囲気の場所でした。

次は〜。「奇跡のメダル教会」へまいります。このサンジェルマンデプレエリアにはいろいろ見どころがあるのです。
奇跡のメダル教会
こちらもちょっと見つけにくい教会です
奇跡のメダル教会」あるいは「奇跡のメダイ教会」、「奇跡のメダイユ教会」とかいろいろな呼び方があるようですが、フランス語でメダイユはメダルのことで、この教会で売っている「奇跡のメダル」を求めて、世界中から観光客が来るのです。マラソンで世界を1周した寛平ちゃんもここに寄っていましたね。
色合いが非常に珍しい、美しい内部です
奇跡のメダイの由来は1830年にコレラが流行していた時、修道女カタリナ・ラブレがマリア様に「人々のために心を込めてメダルを作りなさい」というお告げを受けて作ったところコレラが収束したという言い伝えがあります。
そのお告げを受けた聖カタリナの遺体はこの教会の右側に今も安置されていますが不思議なことに遺体は腐敗しないとか。
左側には「聖ルイズ・ド・マリアックの聖遺物箱」が
メトロでシャンゼリゼエリアに移動。凱旋門に行きましょう。急がなきゃ時間がないです!


凱旋門
ここは駐車禁止で前回はバスからの車窓からしか見てないので登りたがり〜の私は登ってみなくっちゃ〜
正式名称は「エトワール凱旋門」というらしい
はぁ〜、またまた螺旋階段です
午前中の「キマイラの回廊」に引き続きの階段で足がやばい…。
同じ日にするんじゃなかったなー
この景観こそ世界遺産ですね
パリの建物は高さに制限があるからほんとに整然と並んでいて綺麗です
遠くに見えるビル群はラ・ディファンス。ひときわ異様な感じを放ちます
登れば、降りなきゃ帰れない〜。膝にくる・・・・
地上にはフランスの戦争の歴史がプレートで刻まれ今も花束が置かれています。
記念碑の地下には無数の戦士が眠っているとは知りませんでした。

ミュージアムパス4日券を買ったのでこの4日で集中的に入れる所を回って使い倒そうという目論見でいるので次行きます次。
もう夕方で時間がないので結局凱旋門だけ見学してシャンゼリゼ通りには足も踏み入れず、メトロで少し移動。
次の目的地はアンヴァリッドです
アンヴァリッド国立廃兵院
入館は18時までだったのでギリ、滑り込めました。
このドーム教会の地下墓地にあのナポレオン・ボナパルトの棺が安置させています
そしてそれを囲むようにナポレオンの親族やフランスの著名な将軍の廟が置かれているという場所で見たかったんです。
おお〜、外から見た感じと同じように荘厳な室内である
地下にナポレオンが眠っているというのでこの棺の形した中にナポレオンが眠っているのでしょうか。
ここもオーブ多数発生です
今回のフランスの旅ではあちらこちらでナポレオンの面影を見ることが出来、彼とフランスの歴史についてもう少し紐解いてみたいみたくなりましたね。
ナポレオン2世はナポレオンの息子ですが、若くして亡くなったんですね。
あ〜、今日も無事にホテルに帰りつきました。良く歩いた〜22000歩。
でも今日は階段が多かったので足にきた。半月板をやっている膝がよくもったもんだ。
さすがに凱旋門に登った時はかなりやばい状態にまでなっていたので明日がちょっと心配・・・。
もう一歩もあるけへんという状態でホテルに戻ってきて、それでも前のラファイエットでお土産を買いに行きました。
日本でも有名なエレシバター。
今晩はイタリアンにしようとこんなパスタの惣菜も買ってきたのだレンジでチンして、食べましたがとても美味しかった〜。ワインにも合う合う
今回お土産ナンバー1はエポワスチーズ。これが超うまい
ただし、匂いが強烈です。冷蔵庫の中が一気に臭くなりましたほんとに想像を絶する匂いですよ
カマンベールとブルーチーズも買いました。半分でも十分な大きさです
昨日までの生ハム+このハムもスライスしてもらいました。これ凄く大きいんです。20センチくらいあるかしら。3枚買っても180円だって
もちろん美味しい。。。ああ〜フランス万歳\(^o^)/である←私の場合、ちと意味が違うかな

すすむボタン